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家に住み着いた!ネズミの被害&対策について解説

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シンク下をのぞく作業員

屋根裏から、なんだかカサカサ、キーキーと音がする…。ひょっとしたら、ネズミかもしれません。怖いからといってネズミを放っておくと、繁殖を繰り返してどんどん増えてしまいます。心置きなく生活を送るためにも、具体的なネズミの被害と対策について解説します。

ネズミの被害

ネズミによる被害は、単なる不快感だけではありません。被害の内容を、衛生的・経済的に分けてご紹介します。

衛生的な被害

ネズミは、さまざまな病気や虫を媒介しています。ネズミ由来の病原菌が空気中を漂って体の中に入ったり、直接かまれたりしてしまうことで、病気にかかってしまいます。衛生面に優れる日本においては、ネズミを原因とした感染症の報告は比較的少ないですが、気を付けるに越したことはありません。また、長く住み着いてしまうと、排泄物が溜まってしまいます。臭いが気になる上、糞自体に危険な病原菌や虫が潜んでいます。

経済的な被害

ネズミがいるということは、食べ物があるということです。ついつい余った食べ物をテーブルの上に置いたままにしたり、野菜を床に置いたままにしてしまったりしていませんか?ちょっとでもかじられた食品は、もちろん捨てなければいけません。また、ネズミは前歯が成長し続けるので、なんでもかじってしまう習性があります。建物や電気のケーブルをかじられてしまうと、大きな損害になってしまいます。

ネズミの対策

では、ネズミ対策はどのようにすればよいのでしょうか?自分でできる範囲の対策をご紹介します。

忌避剤(きびざい)を使う

ネズミにとっては嫌な匂いを出すのが、忌避剤です。人間にとっては害のない匂いなので、安心してください。ネズミは、忌避剤から漂うミントやハッカ、トウガラシなどの匂いを嫌います。市販の忌避剤を使って、ネズミにとって住み心地の悪い空間にしましょう。くん煙・スプレー・設置など、タイプが分かれています。ただし、匂いに耐性を持ってしまった個体には効きづらいので、他の対策と組み合わせるのがおすすめです。

ネズミの侵入経路を塞ぐ

劣化した建物の穴や通気口、排水管など、ちょっとした隙間から侵入します。黒ずんでいたり、足跡などが残っていたりする場合は、そこが侵入口である可能性が高いです。特定が難しい場合は、怪しい箇所に小麦粉を撒いておくと足跡が残ります。侵入口がわかったら、金網やパテなどで塞ぎましょう。薄い素材や段ボールで塞ごうとしても、かじられて突破されてしまうので注意です。完全に防ぐことができない場合は、スプレータイプの忌避剤や、まきびし型の忌避具などを利用しましょう。

ねずみのイラスト

まとめ

ネズミの被害と対策についてご紹介しました。個人の対策だけでは、なかなか駆除しきれないということも多いです。また、駆除ができたとしても、排泄物を自力で処理するのは不快感がありますし、感染症のリスクがあります。確実にネズミを追い出すのなら、やはりプロの業者にお任せするのが安心ですよ。大阪のホームレスキューでは、ネズミやイタチといった害獣駆除から、ハチやシロアリなどの害虫駆除まで幅広くお任せできます。もしもの再発の際にも最長で10年の保証があるので、一度相談してみてはいかがでしょうか?